ジムもサプリもない江戸時代に、人々が驚くほど健康的な体を維持できていた背景には、彼らの凄まじい「食欲」と「活動量」のバランスがありました。
実は当時の江戸っ子たちは、現代の私たちよりも遥かにお米を食べていて、なんと1人あたり1日に5合ものお米を消費していたと言われています。現代の感覚だと完全に炭水化物の摂りすぎで激太りしそうですが、それでもみんながスマートで引き締まった体をキープできていたのは、やはり1日3万歩とも言われる爆裂なウォーキング量のおかげでした。
また、台本にもあった45度を超える超高温の銭湯ですが、江戸っ子たちがこれほど熱いお湯を好んだのは、彼らがとにかくせっかちだったからだと言われています。湯船にダラダラと長湯をするのは野暮とされ、熱いお湯にサッと浸かって一瞬で江戸の熱気を感じ、パッと上がるのが最高に粋な入り方でした。この超高温の温熱刺激が、結果的に日々の激しい肉体労働の疲れを効率よく回復させる温冷浴のような効果を生んでいたわけです。さらに、彼らが大好物だった江戸前そばのビタミン効果まで加わるのですから、まさに生きているだけで自動的に健康になる最強のサイクルが完成していました。
現代の私たちは、デスクワークの合間にサプリを飲んだり、わざわざ時間を作ってジムに通ったりと健康を維持するだけでも一苦労ですよね。美味しいお米やそばをお腹いっぱい食べて、毎日銭湯でリフレッシュしながら勝手に体が仕上がっていく江戸っ子たちのシンプルで力強いライフスタイルを見習って、まずは一駅分歩くことから始めてみたくなりますよね。
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VOICEBOX:青山流星