街のみなとシリーズ:イラ

今回は街のみなとで見つけた『イラ』を調理していきます。

クラスに一人はいそうな面構え、とても親近感が沸いたので詳しい説明も聞かずにとりあえずお買い上げしたこのお魚で夕食を作っていきます。

イラって何?

イラ、あんまり見ない魚ですよね。別名ぼうずこんにゃくというそうで、知名度が低いので誰も買ってくれないという事でスーパーでもまず出回る事はないそうです。スズキ目ベラ亜目ベラ科という事なので、ベラの一種という事になるみたいですね。

早速調理していきます

今回も早速調理、という事でお買い上げの切り身の量はこんな感じになりました。

まずはやっぱりお刺身

白身が綺麗なお魚なので、やっぱりまずは刺身に。

こういう時に一切れ一切れを薄く切る技能でも備わっていたら格好良く薄造りを盛り付けたりできるんですが、僕の技術ではこれが手一杯でした。

薬味でも飾れば彩りも豊かになるんですが、一家揃っておこちゃま口の我が家ではどうせ無駄になるかと敢えての刺身オンリーです。味自体は白身なので万人に好まれそうですが、身がちょっと柔らかいので、食感は好みがわかれるところ。

きれっぱしをなめろう風に

刺身を作っていくとどうしても端っこが出来てしまうものです。でも、当然捨てる選択肢はありません。今回は粗く切って、醤油と生姜とすりごまで和えてなめろう風に。

ほんとは刻んだ薬味と一緒に叩くんだそうですが、量も少ないし今回は刺身の味変って事でこんな感じになりました。

切り身をただただ焼いてみる

次は鯛の切り身のような感覚で焼いてみる事に。

味は淡泊でそれはまあ、といったところ。ですがこの魚やっぱり身が少し緩いので少し水っぽさが残ってしまうので、塩焼きにはあんまり向いていないかも。

ちゃんちゃん焼き風に

じゃあ濃い味付けならどうだろうという事で味噌バターホイル焼きに。
ホイルに切り身を敷いて、塩コショウ少々。

味噌を日本酒で溶いて、更にニンニク、ブラックオリーブ、シーチキン、ネギを散らします。

蓋をして蒸し焼きに。一度ぐつぐつと煮立っているのを確認してから弱火にして10分ほどすれば完成。

身はふっくらして味もしっかりついて、日本酒サイコー!!ってなる逸品に仕上がりました。

アラは絶対貰う派

さて、一匹買うと必ずついて回るのが『アラはどうしますか』問題。僕にしてみれば2択に分かれるポイントが全く理解できないんですが、アラを持ち帰るか捨ててもらうかの二択に迫られることとなります。無論僕は毎回貰う派です。

深く考える必要はありません。ただただ煮ます、圧力鍋で。出汁パック一緒に入れておくとさらに風味がよくなります。
30分ほど放置しておくとこんな感じ。

アラの身も食べられるんですが、今回はお腹いっぱいだったので今回は汁のみを利用。みりん、顆粒だし、白だしなどお好みのものをちょっとずつ足しながら味を調節したのがこちら。因みにここには前々回購入したタイのアラも含まれています。

ここまで来て居酒屋さんで飲んでたら、そろそろラーメン行って帰るかとなるんですが、我が家の徒歩圏内にラーメン屋はありません。なので、このスープへ春雨を投入。控えめに言って超旨いです。そりゃ一杯のスープ取るために2匹分のアラを使って旨味を30分かけて凝縮させたんですから美味しくないはずがありません。お店さんでラーメン食べるとカロリーが気になるところですが、中にあるのは春雨なのでそんな辺りも安心です。

まとめ

今回はこれで以上です。
ほんとにノリだけで購入した魚でしたが、まあまあ美味しく頂けたんじゃないかなと思います。この魚の調理上のネックは身が柔い点。なので、ただ焼くよりも煮付けたりする方が適しています。白身なので、味自体に好き嫌いが生じる事はなく、市場での出回りも少ないのでお値段も手ごろです。
見かけたら一度試してみてください。